今シーズンはレアルソシエダ

レアルソシエダついて長めに呟きます

ブンデスリーガからベルギーリーグへ<移籍事情の変化>

 

 

ここ最近の日本人の移籍先としてよく上がるのがベルギーリーグではないでしょうか?

いまから5年前くらいの時期は海外への移籍が発表されたら、大半がドイツのブンデスリーガだったと思います。

時が流れ気付けばブンデスリーガの日本人選手は減少し、日本人選手の移籍情報が出たらほとんどの選手がベルギーリーグへの移籍に変わっていました。

 

今回はなぜそのような変化が生じたのかを

事実と、個人的な意見を交えつつ説明したいと思います。

 

 

  1. ブンデスリーガが流行した理由
  2. リーグレベル
  3. 日本人オーナーの誕生
  4. 両リーグの共通点

     

 

1.ブンデスリーガが流行した理由

今の現役選手の中で、古くからブンデスリーガに参加していた選手といえば、

長谷部誠香川真司内田篤人岡崎慎司など2014年W杯の主力のメンバー達です。

もちろん彼ら意外にもこの時期に数名はいましたが試合に出て活躍するまでには至ってはいませんでした。

そんな中前で述べた人の選手の中の1人、

香川真司選手が2010年にセレッソ大阪から移籍してきて、最初のシーズンから圧巻のプレーを幾度となく発揮しました。香川選手がブンデスリーガに来る前から在籍していた日本人は

長谷部選手しかおらず、結果はもちろん出していましたが、ボランチ的なポジションはチームには認められますが、サッカーをあまり知らない人からしたら良さを理解するのに時間がかかります。その影響もあるのか、日本人選手が欲しくなる程大きく話題になることはなかったと思います。

しかし長谷部選手がボランチであるのに対し、香川選手はトップ下や、サイドハーフで攻撃的なポジションのため、ゴールという結果で注目を集めやすいとこでした。

そこで結果すぐに出せた香川選手の技量がすごかったのもありますが、そこで一気にブンデスサポーターの心を掴みました。そしてブンデスリーガの首脳陣にも日本人にも、ダイヤの原石が埋まってるかもしれないと考えさせるきっかけにもなったのかもしれません。

その翌年には、岡崎慎司宇佐美貴史

酒井高徳乾貴士など一気に日本人選手が増えました。

個人的に思う流行のきっかけは香川選手に

あったと思います。

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2.リーグレベル

続いてはリーグレベルについてですが、

UFFAランキングに基づくと、ブンデスリーガは4位にあるのに対して、ベルギーリーグは

9位になっています。

ブンデスリーガの強豪といえば、

バイエルンミュンヘンドルトムント、というチームがあり、CLや、ELでいいところまで勝ち上がりますね!

ベルギーリーグの強豪といえば、

アンデルレヒトや、クラブブルージュなどがあります!しかし、ブンデスリーガの強豪と比較するとあまり名前を知られていませんし、結果もあまり残せていません。

そういう点で比較するとやはり、ランキング通り差は歴然かもしれません。

 

そして実際にここ最近のブンデスリーガの日本人選手はあまりスタメンとして起用される選手が減ってきており、出場できるチームをまとめ移籍する選手が多く出てきています。

現在フランクフルトに戻ってきた、鎌田大地

選手も、フランクフルト加入当時は結果が残せず、レンタルでベルギーリーグに行きました。そこではスタメン起用で、結果も大きく残した結果一年でフランクフルトに戻り、開幕スタメンを取り戻しました。そういう点で見てもブンデスリーガでは出場できなかったが、ベルギーリーグではすぐにスタメンとレベルが少し違うことがわかります。

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3.日本人オーナーの誕生

やはり、この内容が1番影響を与えてるのだろうか。2017年11月に村中悠介さんが、シントロイデンのオーナーになった。中央の人物です。

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その影響としてクラブのCEOとして、FC東京GMを務めていた立石さんを迎え入れ、そして選手も多くの日本人選手が在籍し始めました。これまでシントロイデンに在籍した選手は

鎌田大地、冨安健洋、遠藤航、小池裕太、

木下康介関根貴大、鈴木優磨、

シュミットダニエル、8人と海外のチームで日本人がこんなに在籍したチームはないのでしょうか。しかし今現在は遠藤航と、鈴木優磨、

シュミットダニエルしか在籍はしていません。

それでもこんなにも日本人が急激に増えたのはオーナーが日本人に変わったことが大きく影響しているのは事実だろう。

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4.両リーグの共通点

最後に両リーグの共通点です。

それは外国人選手枠の数の制限がないところにあります。それ以外のリーガエスパニョーラプレミアリーグなどには枠が決まっており、ブンデスリーガ、ベルギーリーグと比較すると圧倒的に入れる可能性は減ってしまいます。

 

 

 

<まとめ>

ブンデスリーガで流行したのは、携帯で面白いアプリが登場したときと同じような感覚で、最初の1、2年だけ香川真司の影響を大きく受けたのでしょう。シンプルに日本選手の技術があるのも事実ですが!

そしてベルギーリーグに日本人が増えだしたのは項目の3で述べたことが全てだと思います。

 

しかしここ最近ブンデスリーガの選手が減っているのは、世界のサッカーレベルの上がり具合に日本の成長速度が少し追いついてない結果、ブンデスリーガでスタメンで出場する選手が少なくなっているのではないのかと感じました。

今の日本人選手としては、ベルギーリーグで海外のサッカーをある程度経験してからステップアップしていく形がベストなのかもしれません。しかし久保建英選手のような逸材の場合はいきなりビッグクラブへの道が自然と切り開かれパターンもあるとおもいますが笑笑

 

長々と書きましたが、技術に関しては日本人

選手もブンデスリーガや、プレミアでも正直どこでも通用する域にはきてると思います。

なのでステップアップして、世界のビッグクラブに日本人選手が多く見られるようになることを期待しています!